2019年04月07日

嘘のような本当のお話

リンがまだずっと若かったころの、今でもちょっと分からない本当のお話です。

散歩の時、よく声をかけてくれた優しいおじいさんは毎日畑に来て働いていましたが、急に亡くなってから、畑は草ぼうぼうの荒れ地になってしまいました。

それから2~3年後のある日、リンがその荒れ地の中へ入って行き、穴を掘り始めたのです。夕暮れ迫ってきても夢中で動きません。



やがて、掘った穴の中から土まみれのヒモのようなものを、咥え出しました。

                           つづく  


Posted by ラ・ロゴンドリーナ at 15:31Comments(4)